- 劔”Tsurugi”(公式サイト)
ライセンスは Apache License, Version 2.0
次世代RDBMS?
正直、DBは全然詳しくない。
が、「次世代」、「国産」というワードが目に入って興味本位で触ってみることにした。
国産次世代RDBMS
特徴などの説明は公式サイトを見ればいいとして
とりあえずインストールまでをやってみる
公式の スターティングガイド
最小限のインストール環境はこれ
CPU |
Cores |
Memory |
Storage |
Intel/AMD |
4 cores |
16 GB |
HDD |
なんとか満たしているようだ
インストールアーカイブ から必要なファイルをダウンロードして解凍
sudoコマンドを使うので windows の場合は WSL(Windows Subsystem for Linux)を入れる必要がある
PowerShellを起動して以下のコマンドを実行する
wsl --install
ディストリビューションの初期設定をして閉じる
解凍したフォルダ内(`tsurugidb-
`)で shift + 右クリック → PowerShell を起動
以下のコマンドを実行してBashを起動
“`
wsl
“`
Bashが起動するので、ようやく以下のコマンドを実行できる
“`
sudo ./apt-install.sh
“`
インストールが完了したので、スターティングガイドの通りに続きをやってみる
“`
$ mkdir $HOME/opt
$ ./install.sh –prefix=$HOME/opt –symbolic
“`
インストール完了!
続いて環境変数の設定
“`
export TSURUGI_HOME=”$HOME/opt/tsurugi”
“`
ちゃんと環境変数が設定できたか確認
“`
echo $TSURUGI_HOME
“`
ちゃんとある
`BEGIN;`を実行せずにSQLを叩いてみる
“`
CREATE TABLE tb1(pk INT PRIMARY KEY, c1 INT);
“`
“`
start transaction implicitly. option=[
type: OCC
label: “tgsql-implicit-transaction2025-02-22 18:28:15.345+09:00”
]
Time: 0.94 ms
execute succeeded
Time: 19.536 ms
transaction commit(DEFAULT) finished implicitly.
Time: 5.158 ms
“`
上手くいった
暗黙的にトランザクションが開始されてコミットされるようだ
次は`BEGIN;`を使ってみる
“`
tgsql> begin;
transaction started. option=[
type: OCC
]
Time: 0.916 ms
tgsql> INSERT INTO tb1(pk, c1) VALUES(1,100);
(1 row inserted)
Time: 4.568 ms
tgsql> commit;
transaction commit(DEFAULT) finished.
Time: 8.275 ms
“`
明示的に`COMMIT;`をしたらトランザクションが終了
自動コミットなどの設定周りはまた調べてみるとして
“`
tgsql> select * from tb1;
start transaction implicitly. option=[
type: OCC
label: “tgsql-implicit-transaction2025-02-22 18:37:43.763+09:00”
]
Time: 0.621 ms
[pk: INT4, c1: INT4]
[1, 100]
(1 row)
Time: 14.547 ms
transaction commit(DEFAULT) finished implicitly.
Time: 2.442 ms
“`
`insert`も`select`も上手くいった
`quit`で終了
“`
\quit
“`
どうにかインストールと起動まではできた
触り初めでまだまだわからないことだらけなので、今後も調べていこうと思う
バッチ処理に強いというのはどのようなことなのだろうか?
とても気になる
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